「タレパン」というのは略称で、
正式にはタレットパンチプレスと言い、
今じゃ板金加工をするにあたって
必要不可欠な機械の1つとなりました。
そこで今回は、
そのタレパン(タレットパンチプレス)について、
使用する金型や加工精度などを書いてみました。
タレパン(タレットパンチプレス)とは、プレス機械の1つで、
「タレット」と呼ばれる円状の金型ホルダーに
色々な形状の金型をセットし、
NC制御によって任意の金型で材料を打ち抜き、
成形加工を行います。
特徴は、
プレス位置が固定されているので、
板金材料がクランプされてテーブル上で移動し、
加工されていきます。
加工するには専用のプログラムソフトが必要で、
それを元に機械が動くのですが、
単純に言うと、数学の関数みたいな感じで、
X方向、Y方向、それぞれ直線的に動く距離をNCで制御してるのです。
薄板を加工するのに特化しているので、
厚板の加工は不向きですね。
使用する金型は様々で、
丸型、角型、長丸型、長角型など、それぞれ各サイズがあり、
それ以外にも、特注で作った金型や、ルーバーなどの成形金型もあります。
金型の寿命の長さは、加工する材料の材質や板厚によって違いますが、
大事に手入れをすれば結構もちますよ。
タレパンはNC制御で加工するので、加工精度が安定しており、
専用な金型がなくても複雑な形状を加工することができます。
また、精密な製品を効率よく短納期で製作しますので、
多品種小ロッド生産に向いていると思います。
弊社も多品種小ロッド生産を得意としております。
1つの物でも丁寧に製作しておりますので、
何かございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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